マンダラぬりえでアートセラピーインストラクターの美桜です。
8月9日に曼荼羅アートセラピーの2回目を開催しました!
親子(お母さんと小学1年生の娘さん)と20代の女性の3人が参加してくれました。
小学生のAちゃんは、学校で雨のため外で遊べない時にぬりえをすると教えてくれました。子供の好きなキャラクターの絵が描かれているそうです。
もちろん、子どもさんにはキャラクターなどの絵が描かれているものも楽しいですが、私はマンダラの幾何学模様のぬりえが良いなと思う点があります。先入観がないので好きな色を選べるところです。そのおかげで、今自分に必要な色がわかるし、その色に癒されます。
また、マンダラぬりえは瞑想のいい方法です。瞑想を生活の中で取り入れると良いと言われても、私自身うまくできませんでした。そんな時、趣味として色鉛筆画教室に通いはじめ、色を塗る作業が瞑想に近いのではと気づきました。そして、このマンダラぬりえに出会い、色鉛筆画よりも誰でも気軽にできる瞑想方法になると気づきました。
そんな話をした後に、ぬりえをし始めてもらいました。
2枚の塗り絵が完成
ぬりえの時間は、45分前後。
20代のSさんとAちゃんは、早く塗り終えたので、2枚目にも挑戦してもらいました。二人とも、一枚目とは違う色を使い、ガラッと雰囲気が変わりました。
Sさんが左端、娘さんのAちゃんがまん中、お母さんのMさんが右端です。
上段は、一枚目で、下段は2枚目です(下の段の右端は私の作品です)
自分と向き合う時間
Sさんの2つの違う絵を見ながら、「どちらが、Sさんを表しているかな~」となぞかけのように話しかけました。Sさんは、私の言葉を受けて、自分の作品と向き合い、思いつく言葉を書き出していました。
1枚目の方の言葉
・ジメジメ ・不安だけど光もある ・神経質 ・暗い ・落ち着きがある ・大人っぽい ・優しい ・夜っぽい
2枚目の方の言葉
・フレッシュ ・野菜っぽい ・元気 ・大胆 ・明るい ・子供っぽい ・お昼っぽい ・わくわく
そして、「一枚目が内側の私で、二枚目が外向けの私という気がする」
そんな風に自分にたどりつけるSさんが素敵でした。
私からは、「1枚目が本当のSさんなんでしょうね~」と。しっかりとした自分を持っていて、外見のふわっとした感じからはわからないと伝えました。だからと言って、2枚目だって生きて行く上で必要な部分。どちらも認めながら、本当の自分を大切にして欲しいと思います。
親子の違いがはっきり!!
親子で参加してくれたMさんとAちゃんは、マンダラの図柄選びから違っていました。Mさんは、娘が丸い形の方を選ぶと思ったといい、自分は四角い形を選びました。
そして、色も塗り方も時間もすべて違っていました。親子でも全然違います。
Mさんは、Aちゃんを育てるのに、すごく大変だったと話してくれました。今は、Aちゃんも落ち着いてきて、大変だった時期があったのかと皆さんに驚かれると言います。
親子と言っても個性は違い、子は親の分身ではない存在です。ぬりえからこんなことが振りかえられることに驚いていました。
MさんとAちゃん親子のようなわかりやすい結果が得られるか分かりませんが、
何か子育ての手がかりになるようなことも得られるのではないでしょうか。
親子でマンダラぬりえをする機会があったら、親子で体験してみてください。
参加者の感想
・楽しかったです。
・頭を空にできて、スッキリしました。
・集中するのが楽しかったです。
・自分の性格を言い当てられ、自分でも思いもしなかった本当の自分が見えた気がしました
・色に興味があるので、色の勉強もできて良かったです。
・今の心境が出ているのだと感じました。
・自分はこんな性格だろうなぁと思っていることがあてはまり、「私はこういう人」と自信が持てました。
・自分と向き合う時間になりました。
・親子で参加すると、子どもと自分の性格がハッキリわかり、どう関わればいいのか方向が明確になりました。
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